国際社会で活躍できる女性リーダーの育成に力を入れている東京女学館小学校。独自の教育方針で、日本人の誇りを持った、グローバル社会に貢献できる子供を社会に送り出しています。
受験に備えてどのような準備が必要でしょうか。教育理念や体験談などを調べましたので、チェックしましょう。
1929年、「小学科」から始まった東京女学館小学校。女子一貫教育の草分けともいえる学校で、その母体は1888年に創立した「東京女学館」。女学館創立当時の理念は今も変わりません。
教育目標に「高い品性を備え、人と社会に貢献できる女性の育成」を掲げ、「国際社会で活躍できる女性リーダーの育成」に努めています。
教育の中に茶道や華道、邦楽などを取り入れ、日本の伝統文化を学んで日本人としての高い品性を養います。体験学習や情報学習を通じて、自ら考え、まなぶ楽しさを養います。
さらに、低学年から英語教育を行うことで、コミュニケーション能力を育てて国際センスを身につけます。
●受験科目
●試験内容
ペーパーでは、数量や常識、話の理解、発見力、マナーなどが出題されます。制作・巧緻性は、歌に出て内容を絵に描いて、その絵についての質問をします。
行動観察は、親子でシャツやズボンを畳む、ゲーム、自由遊びなどをします。運動は、かけっこやトンネルくぐり、玉投げと模倣体操などです。
※試験内容は一般とAOでは、内容が異なることがあります。
2016年度の応募要項は下記の通りになります。※試験は2015年にすでに終了しています。
●応募条件
2009年4月2日~2010年4月1日生まれの女児
●定員
AO型/女子のみ約45名
一般/女子のみ約35名
●願書配布
●日程
●倍率
●合格から入学までに必要な費用
※2015年度の入学にかかった費用です。
奥手の娘が意欲的になりました
東京女学館小学校に合格した知人がいましたので、同じ幼児教室に通って:受験に備えました。スタートが遅く、娘も億手でしたので、非常に不安でした。教室の先生が話しかけてくれたり、的確なアドバイスを下さり、娘も自然に話せるようになりました。半年という短い期間でしたが、勉強に意欲的になり、めざましい成長を見れたのが、何よりの喜びです。
倍率が4.8倍と、女子校の中では難関校に入ります。AO入試と一般入試があり、それぞれ試験内容が異なりますので、両方に備えておくと万全でしょう。
受験対策は年長からでも間に合います。女子校なので、しつけやマナーもみられますから、家庭でしっかり身につけておくといいでしょう。