慶應義塾幼稚舎と並ぶ超エリート校の早稲田実業初等部。国際社会で活躍する人材が、数多く卒業しています。
早稲田大学への近道となる小学校に入学するにはどのような準備が必要でしょうか。教育理念や募集要項、体験談などを調べましたので、チェックしましょう。
1901(明治34)年に開校した歴史と伝統のある早稲田実業学校は、小学校から大学まで、一貫した教育が受けられる私立校です。
教育方針は豊かな個性と高い学力をもち、苦難に打ち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物の育成です。「去華就実」「三敬主義」に基づく、広く社会に貢献できる人材の育成に努めています。
大学までの一貫教育を通して、子供達の人生の目標を長いスパンで設定でき、一人ひとりの持っている多様な才能を引き延ばして、文武両道に励むことができます。
教育を通して子供達の想像力と考える力を引き出し、日本文化に触れながら母校愛を育み、将来の日本を担う人材育成に努めています。
●受験科目
●試験内容
ペーパーテストの問題は、「話しの記憶」が毎年出ますが、それ以外にも幅広い範囲から出題されます。
行動観察と運動では、模倣体操や集団活動を実施し、集団の中でのリーダーシップやコミュニケーション能力を考査します。
面接は第一次試験合格者のみ親子面接になり、子供の受け応え能力を評価します。
2016年度の応募要項は下記の通りになります。※試験は2015年にすでに終了しています。
●応募条件
2009年4月2日~2010年4月1日生まれの子供
●定員
108名(男女共学)
●願書配布
9月6日および9月7日~9月30日の平日
●日程
●競争倍率
●合格から入学までに必要な費用
※2015年度の入学にかかった費用です。
応用力が身につき自信がつきました
早稲田実業学校初等部は、難易度が高いので、応用力が身につく塾を探して勉強させました。ペーパーでは、答えを求めるだけの指導ではなく、なぜ、そうなるのかをしっかり教えてもらえたので、理解力や考える力が身につき、自信が持てるようになりました。面接本番では、塾で学んだ通りのことができ、娘の誇らしげな顔を見て、親として感無量になりました。
難関校の早稲田実業学校初等部。受験で求められるのは、課題を通して適切な状況判断ができ、リーダーシップが取れるかどうか。
ペーパーテストは近年、難しくなる傾向にあり、練習問題を数多くこなして応用力をつける必要があります。自立できているかどうかも重要です。家庭生活を塾の指導方針に合わせるようにするといいでしょう。