小学校受験は多岐にわたるため、バランスよく勉強する必要があります。ペーパーだけに偏ってしまうと、他の科目が疎かになり、減点の対象になってしまいます。
小学校受験では、これだけは絶対に準備しておきたい受験科目がありますので、ポイントを押さえておきましょう。
小学校受験の受験科目には、ペーパーを始めとした9科目があります。中でも行動観察と絵画制作、体操は、反復練習や集団での学びが必要で、家庭で力をつけるのは難しい科目です。
また、ペーパーも集中力や処理能力が求められるため、よりレベルの高い学習をしようとすると、家庭では無理があります。こうした科目を受験レベルに引き上げるには、塾に通って指導を受けるのがベストな方法です。
科目別の講座や、一つの講座で全てを網羅するなど、塾ごとに特徴があり、子供の個性や能力によって選べます。上手に塾を活用して、受験に必要なレベルまで引き上げましょう。
行動観察
行動観察は、遊びや食事、手段制作など、簡単な指示を与えて指示通りに行動させるテストです。
動作や仕草などを観察することで、ペーパーテストだけでは分らない子供の取り組む姿勢や態度などを判断します。行動観察は、どのように学習すればいいのでしょうか。
絵画制作
慶應義塾幼稚舎や青山学院初等部など、多くの小学校で実施している科目です。
与えられた指示に従い、絵を描いたり、工作することで、子供の集中力や想像力、表現力などを判断します。絵を描く能力は、時間をかけて身につくもの。効果的な学習方法とは?
体操
かけっこやジャンプ、マット運動など、集団の中で指示通りに身体を動かすテストです。
運動の上手下手ではなく、運動能力と、集中力や指示をきちんと聞いて行動に移せるかどうかを判断します。テスト中にこれだけは押さえておきたいポイントがあります。
ペーパー
中学校の試験でいう、筆記試験です。
図形や言語、推理や記憶など、問題の幅が広く、決められた時間内に答えなければなりません。問題を考えて答えを解くプロセスと、粘り強さ、集中力をつけるには、どのように学習すればいいのでしょうか。